カミングアウトすることにした。

そこそこいろんなことが起こった私の半世紀のハイライトを恥ずかしいから隠してたけど晒すことにした。

受験終了

おかげさまで

息子の受験が一段落しました。

 

4校受けた中、1校合格を頂いた併願校へ行く意志が固まったようです。

駄目だった3校は、息子にとって全部が第一志望と言える私立の上位3番手の学校だったし、どこも文武両道でバスケも強く、学校生活安泰なMARCHの付属校も選んでいたので落ちてしまってガッカリしました。

 

本人は進学塾ですっかり

「ヘンサチ教」に入信しちゃってたから、

第一志望校はじめ3校にフラレてしょげていた所、

 

W模試で偏差値が70近いと発表されている、気鋭の進学校の「スーパー特別進学コース」へ奨学金付きで君を待ってますよ~!との証書が送られてきてすっかりご満悦になり、表情に明るさを取り戻しました。(営業の参考にしたいアプローチです!)

 

大学は海外留学か、国公立〜難関私立大を目指すつもりらしい 

入学と同時に引き続き受験に向けて猛勉強が始まります。スゲ~(゚д゚)w

 

お友だちと一緒で、スーパー特進コースは1クラスだけなので、

1年間はクラスメート決定。一緒に切磋琢磨できるのも嬉しいようです。

バスケ部は一応あるにはあるので勉強の息抜きにやることになってしまいます。

ゴール下で何度も何度もシュートする息子の姿を見る機会が少なくなってしまうと思うと寂しいです…。

 

あと、一応都立高も出願しているのですが、受ける意志はどうやらなさそう。

中堅の英語教育の強化校ではあるものの、公立は公立ですから、お客さんに対するサービス精神なんてどうせカケラも期待できません。

 

聞くに、学校と同時に予備校通わせ、その上浪人のオマケまで付いて当たり前程度の指導力のくせに、先生様がまた見当違いの上から目線で君臨しているかと思うと、もう

ウ・ン・ザ・リ。

子供の方も、学校の勉強と予備校の勉強の2本立てではまた内申の評価が取りにくく、

中学校のように足を引っ張られることだけは避けたい。

 

それだったら自校の評判を上げるために、強力教師陣を揃え、

在学中にビシビシ本気で鍛えてくれる進学校のほうがお金も時間もお得と判断しました。

 

それに進学校への改革に燃える、あの学校の動向を目の当たりにすることは、私の事業でも大いに営業の参考になることと思います。

 

「 母子家庭だからとうぜん都立志望でしょう?」という方も多いのですが、

都立高は授業料がタダとか、いつ変わっちゃうかわからない目先のことに惑わされて、自由すぎて勉強もせず、

 

ちょっと可愛い素行の良くない女の子と間違いが起こったりしたら目も当てられない…。

ストイックに男子高で勉強して、大学や就職先のフィールドで出会った良いお嬢さんと結婚してくれたら、婿養子でも何でも私は安心してあの世に行けるというものです。

 

息子は別れたパパの遺伝子でルックスだけはそこそこなので、腹回りに贅肉がついたり、頭髪が少なくなる前の、若くて魅力的なうちにキメてもらわないと!

 

と、妄想全開になった所で…

都立を受けない、二次募集ももういいなら、高校受験は意外とあっけなく終了しました。

 

結局、いくら強く願っても受入れらるところでしか選ぶことは出来ないこともあるんだな、と久しぶりに現実を見ました。

それから、

人っていうのはああだこうだと理想を言ってても、選べない現実にはわりとすんなり順応するものだということも思い出しました。

 

夢を語る息子の話を聞いて、なんとも言えない平和な時間が久しぶりに我が家に戻ってきたのでありました。

 

お世話になった渋谷駅新南口近くにある有名進学塾の講師の先生方、スタッフの皆様には本当に心から御礼を申し上げたいです。

 

息子は小学校6年の時に、学級崩壊から何らかの影響で不登校に陥り、卒業式も出ていない経緯があったので、小6の学習はまるまる空白のところからスタートしました。

 

そこから偏差値69をかかげるレベルに到達できたのは、ひとえに中1中2当時東大院生で汚い我が家に通って下さった家庭教師の先生と、中2、中3とお世話になった塾のおかげです。私は生計を立てるために昼夜働かなければならず、息子の勉強を見てあげることは不可能なので、学校だけ行っていたら、落ちこぼれて取り戻せなくなっていたでしょう。

 

特に、塾の先生が毎晩深夜まで息子たちの兄となり、父となって親身に指導して下さったことには余りある感謝に言葉が見つかりません。学校の先生の嫌がらせを受けた時も心を寄せてくれました。いつも最新の情報を入手して、受験のセオリーを何から何まで細かに教えて下さり電話をすればいつでも礼儀正しく適切に対応してくれました。

 

たとえ実績のためだとしても、私たちにとっては調査書を盾に権威を振りかざすだけの学校の先生などよりはるかにプライオリティの高い指導者、相談相手であり尊敬できる教育者です。

 

公立の学校の先生は、1回でいいから時間を作って素直な気持ちで進学塾へ研修に行ってみるべきだと思いますね。そうすれば今より少しは尊敬もされるかもしれません。