カミングアウトすることにした。

そこそこいろんなことが起こった私の半世紀のハイライトを恥ずかしいから隠してたけど晒すことにした。

桜宮高校での事件と酷似の息子のケース(2012年10月からのツイッター)

以下は去年の夏、桜宮高校での体罰事件が起こる少し前に、中学2年バスケ部キャプテンだった息子の身の上に起こったまるで事件にそっくりな出来事について。

息子は自殺ができるほどには追い詰められていなかったのかもしれないけれど、コーチ(外部指導員)に学校で鉢合わせると追いかけられてなぜ部活に出ないと問い詰められるので怯えて不登校に陥りました。

 以下、当時覚書として綴ったTwitterから。


9時に代々木、午後から墨田区で練習試合、終わってから22時の終バスまでまた代々木でバスケ。で捻挫して足を引きずって帰ってくる。ドクターバッグ紛 失でテーピングもなし。明日も明後日も練習。コーチには試合中リバウンドが取れなかったと背中からタックルを喰らう(狂ってる)。

 

 

 

息子の中学校の部活で外部指導者による暴力。折込済みで子供を預けていた保護者もいるらしいが、その先生にスカウトされて入ったのでそのような事実を知らなかった。暴力指導は主にキャプテンの息子に集中していたのだがバランスが崩れることを恐れ沈黙を守っていた。

 

 

 

夏休み明け、突然不登校状態に陥り、理由を聞くと「部活が辛くて部活を辞めたい」去年一回戦だけでも都大会に出られたのは学校としては快挙だった。楽しん でいるとばかり思っていたが、まさかと思い他の部員の保護者と連絡を取ってみると同じく不登校の子がもう1人、怪我や病気の子が多数。

 

 

 

事故ではあるようだが、頸椎か脊髄を練習中の接触で損傷し、1ヶ月入院中の一年生も。事実を確認しなければと思い、部活で話し合うので出て来いと息子が言 われた日に様子を見にいくと息子と2人で話す時は席を外すようにと言われ、全員で話す場は「雰囲気を見たいので」同席させて頂いたところ、

 

 

 

穏やかに話しておられながら、始終先生のペースで、意見を求めながら先生の前では完全に萎縮してyesとしか言えない質問に答えるだけの子供たち。自分の 言いたいことだけを話すとその場を去り、解放された安堵で一時的にまとまったように見えたが、先生に「もう少し子供の話を聞いて下さい」と思わず呼び止めた。

 

 

 

不登校や、休みが多く部員の結束が弱まってきたことがテーマの話し合いだったので「求心力を失い、皆の気持ちがバラバラな原因や対策と言った論点と今の話 し合いはずれていませんか?」と退室した先生を追い、子供がいないところで申し出たけれど「そうすね」と相手にされていない感じ。

 

 

 

先生は競技では現役の選手でその世界ではカリスマ的な存在とのこと。1年生の頃はただただ憧れていた先生に、先輩の推薦でキャプテンになると何かと責任を 問われ叱責や罰を与えられていたそう。試合中は特に顕著で1年生を補うために息子が精一杯尽力してもサボっていると罵倒、暴力。

 

 

 

1年生が入ってきていう事を聞かない上、上級生を足で蹴るなどの行為があったことを先生に相談すると「殴っていうことを聞かせろ」とのアドバイス。それに 息子は同調できず「俺がそんなことをしたら余計に結束が弱まる」「暴力をふるったら終りだ」と自分の殻に閉じこもってしまったようです。

 

 

 

運動部がそういうものなら息子はキャプテンの器ではないのだろうと思うし、そのような指導者の元で旧態依然の歪んだリーダーシップを覚えては困る、そして まず何よりも学校に行かれないという事態は本末転倒も甚だしく、顧問と当事者と話し合ったところ、指導の仕方は改めるがキャプテンなのに部を放り出した責任を大人2人で「どうするんだ」と迫って来た。折しも今月末に公式戦があり、息子は主力選手と当てにされてきたので試合に出したいと思う んだろうが、高圧的な指導で精神的に追い詰めてチームの気持ちををバラバラにしたのは他でもない自分たちの指導力不足ではないだろうか?

 

 

 

今まで連絡網すら作ろうとしなかったのに急遽保護者会の召集があり、議題は足が麻痺して入院中の一年生の事故の経緯説明で、保護者側からはそれぞれ学校の 部活の範囲を超えるとも言える活動の厳しさや、指導者の知識経験不足や思い込みからくるフィジカル面の対処の遅れが原因の怪我の深刻化について

 

 

 

普段からの疑問が全部でないにしろ表面に出て来ましたがそれらについては「対策を考えようと思っています」と徹頭徹尾歯切れの悪い返答でした。多くの仕事 を抱えた上で無償の部活での指導を買って出るような熱意のある先生方だろうけれど勝利や実績ににこだわるあまり息切れしているなと気の毒にも思います

 

 

 

先生方に同情の余地があるとしても、怯えてしまっている我が子をそのまま送り出すわけにはいかないので、改善を求め、暴力的指導があったことを息子達に謝 罪し、今後もうないことを約束して貰いました。保護者同士では連絡先を交換し、活動を見学するなど積極的に見守る方向で意見がまとまりました。

 

 

 

以上はよく見る体育会の出来事かもしれません。しかし教育現場での行き過ぎた指導は子供に間違った倫理観や脅威に対するトラウマにも繋がりかねる事例だと 思います。若い先生方にも未来や家族がありますから、すぐに処分を!と声高に叫ぶつもりはありませんが厳重に注意して見守って行こうと思います。

 

 

 

過酷な練習で足底筋膜炎が2件、腰、膝、股関節などの故障が4件、重症で入院1件。捻挫程度は怪我に入りません。確か休んでいる子いれて11人だったと思い ます。勉強どころか食事の時間すらないシゴキです。夏休み皆ガリガリに痩せました。まるで戸塚ヨットスクールオウム真理教

 

 

 

昨日は部活のメンバーで先生抜きで話したらしい。「で、どうだった?」って我慢できなくなって聞いたら「皆は先生が優しくなったって。でも物足りないみたいよ。」・・・君らどんだけドMなのかと思いきや、「キャプテンは俺も絶対やりたくないって言ってた」だろうね〜

 

 

 

 敵を許して前進を続ける。復讐を企ててはいけない。許すことからはじめる。相手に伝える必要はない。心のなかで折り合いをつければよい。

 

 

 

今日,息子の学校でも男子バスケ部の緊急保護者会が開かれるそう。私は呼ばれていないし息子も退部したので関係ないという事だろうけど、私が10月に何度 も学校に大勢が見ている前での罵倒,暴力的指導について訴えていたことは多くの人が知っている事なのに何の連絡もないのは違和感を感じる。

 

 

 

自殺高2 バスケ部顧問宛て遺書「主将だから」体罰集中(スポニチアネックス) - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130110-キャプテンの責任を放棄したとか復帰しろとか言われ、辞めたことが間違っていたのでは?と親としてずっと悩んでいたけれど選択に確信が持てた。

 

 

 

自殺高2 バスケ部顧問宛て遺書「主将だから」体罰集中(スポニチアネックス) - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130110-息子、やめられて良かったけど後任の部長が同じ目にあって戻ってくれって。辞めるべきだと勧めたら、次の奴がやられるだろって。どう考えてもおかしい。

 

 

 

桜宮高校バスケ部主将の自殺事件は程度の差こそあれうちの息子のケースと酷似。幸い退部できたが、やめられるまで何度も学校に足を運び掛け合い、辞めてか らも公式戦の前に責任を放棄したと責められ、復帰をしつこく求められた。残っている部員たちは恐怖で管理されている。ある種の洗脳とも言える状態